「製品リコール時のアシュアランスケース進化例」を公開しました
- 名前(Name)
- 意図(Intent)
- リコールなど、迅速な対応が求められる状況で、D-Caseの記述を対応して変化することにより、迅速な説明責任の遂行や、適切な不具合対応策の決定などを支援する。
- 動機(Motivation)
- D-Caseは一般には製品のリリース時のディペンダビリティに関する論証を記述したものであるが、リリース後も、市場不具合やリコールなどの新たな事実の発覚による環境の変化によって、D-Caseも対応して変更する必要があると考えた。また、そのような対応により、不具合やリコールへの対応に、D-Caseが貢献できると考えた。
- 構造(Structure)
- 適用条件(Applicability)
- 製品リリース時のD-Caseが完成していること。
- D-Case構文定義書に含まれる撤回可能GSNが利用できる環境にあること。
- 使用方法(Implementation)
- リリース後不具合やリコールの報告について、リリース時のD-Caseの適切な箇所に反論として追記する。もしそれらの報告について、なんらかの解決がなされた際は、それを前述の反論の再反論として記述する。
- 前例(Known Usage)
- 例(Example)
- 関連D-Case (Related patterns)