慶應義塾大学SDM
の保井俊之先生の、WECC2015@京都国際会館で講演された、
D-Caseを通じたシステムズエンジニアリングによるレジリエントな政策形成モデルの構築
に関する論文を保井先生のご厚意でwww.dcase.jpに掲載させていただきました!
リンクはこちら!!
2015/12/09
2015/12/01
2015/11/30
NTTデータの金子さんのCC-Caseインシデント対応版CC-Case_iを公開しました!
- 名前(Name)
- CC-Case_i
- 意図(Intent)
- インシデント発生に伴い,一時対処が終了した後の本格対処時に利用できるようにCC-Case活用の幅を広げ,CC-Caseインシデント対応版をCC-Case_iと命名し提案。
- 動機(Motivation)
- CC-Case_iの目的は,より巧妙化する脅威に対して,より安全なシステム・ソフトウェアを開発するために,現在のインシデントの本格対応も含め,CC認証を伴わない一般的な開発におけるセキュリティ上の課題を解決できるセキュアなシステム開発への対応を実施すること。
- 構造(Structure)
- CC-Case_iもCC-Caseと同様に論理モデルと具体モデルの2層構造をもつ.論理モデルは論理的にセキュリティ仕様アシュアランスケースを作成するプロセスを提示し,具体モデルは実際の事例を記述する。
- 適用条件(Applicability)
- CC認証を伴わない一般的な開発におけるセキュリティ上の課題を解決。
- 使用方法(Implementation)
- CC-Case_iは普遍的に記載する以下の論理モデルをもつ(図6).「G_1 XXシステムのセキュリティインシデント解決方法は妥当である」をトップゴールとし,「C_1インシデントの発生」の前提条件,「S_1インシデント対応が適切であることを論証する」戦略に則り,「G_2インシデント認識は妥当である」,「G_3現状調査と原因分析は妥当である」,「G_4対策立案と選択は妥当である」,「G_5対策実施は妥当である」,「G_6結果の評価は妥当である」の5つの段階を規定している.これらのプロセスは一般的な問題解決手順に沿っており,主張と証拠を記述することで,ステークホルダ間の議論をしやすくすることを意図している.
- 前例(Known Usage)
- より安全なシステム構築のために~CC-Case_iによるセキュリティ要件の見える化, JNSA設立15周年記念論文 学術論文 優秀賞
- 例(Example)
o
標的型攻撃の解決事例
- 関連D-Case (Related
patterns)
o
CC-Case~コモンクライテリア準拠のアシュアランスケースによるセキュリティ要求分析・保より安全なシステム構築のために~CC-Case_iによるセキュリティ要件の見える化,
JNSA設立15周年記念論文 学術論文 優秀賞
NTTデータの金子さんの問題解決のためのD-Case, PS-Caseを公開しました(^^)/
- 名前(Name)
- PS-Case
- 意図(Intent)
- PS-Case is a problem solving
method based on a set of evidence.
- 動機(Motivation)
- PS-Case has 3 points of visualization, “1.
Visualization of claim and evidence”, “2. Visualization of logic”, “3.
Visualization of quality assurance story”.
- PS-Case has the
advantages of argumentation tool and quality
assurance tool.
- 構造(Structure)
-
- 適用条件(Applicability)
- General
problem solving
- 使用方法(Implementation)
- PS-Case plans a
solution to the problem with validity by the problem procedure that
visualized rationale. The solution to the problem procedure of PS-Case
prescribes five phases of processes that are“1.Identify
the problem, 2.Research and analyze
causes, 3.Propose the problem solution, 4.Carry out the solution
to the problem, 5. Evaluate the result”. Each process becomes the
subgoals in the GSN figure, and it is necessary to show the content that
carried out for a solution to the problem at the stage as evidence.
- 前例(Known Usage)
- PS-Case –A Problem
Solving Method Based on a set of Evidence,Promac2015
- 例(Example)
- The goal is “PS-Case
has the advantage comparing existing problem solving methods.”
- 関連D-Case (Related patterns)
- PS-Case –A Problem
Solving Method Based on a set of Evidence,Promac2015
2015/09/09
第9回 D-Case研究会 / 9th D-Case meetingは盛況でした!
第9回 D-Case研究会
日時:平成27年10月30日 (受付開始 12:00~)
場所:株式会社デンソークリエイト名古屋本社
10F-D会議室(広小路第一生命ビル10F)
★聴講のお申込みはこちらの登録フォームよりお願いします
『保証ケース研究の現状と将来』13:30~17:00
■プログラム予定
皆様のご参加をお待ちしています。
日時:平成27年10月30日 (受付開始 12:00~)
場所:株式会社デンソークリエイト名古屋本社
10F-D会議室(広小路第一生命ビル10F)
★聴講のお申込みはこちらの登録フォームよりお願いします
『保証ケース研究の現状と将来』13:30~17:00
■プログラム予定
13:30 RISE受託研究「保証ケース作成支援方式の研究」の概要 山本修一郎(名古屋大) |
13:40 パターンに基づく標準的保証ケース作成法 山本修一郎(名古屋大) |
14:10 保証ケースに基づくコードの正しさの確認法 山本修一郎(名古屋大) |
休憩(10分) |
14:50 保証ケースの客観的なレビュ方法 山本修一郎(名古屋大) |
15:20 保証ケースの導入準備能力の評価方法 山本修一郎(名古屋大) |
休憩(10分) |
16:00 CBCS安全要求の適用性向上に向けた可視化の取り組み |
柿本和希(奈良先端科学技術大学院大学) 16:30 繋がる世界における企業間の説明事例 宇都宮浩之(デンソークリエイト) |
17:00 閉会 |
17:30 懇親会 (参加費用:2,000円) |
皆様のご参加をお待ちしています。
2015/08/25
9月16日-18日SQiP@東洋大白山キャンパスで 三菱森さん、名大山本さんの講演&チュートリアル!
9月16日−18日に東京の東洋大学白山キャンパスで
開催されるSQiPシンポジウムで
18日に三菱森さんのD-Caseに関する講演
http://www.juse.jp/sqip/symposium/timetable/day2/
16日に、名大山本さんのD-Caseチュートリアル
http://www.juse.jp/sqip/symposium/detail/tutorial/#tutorial_5
があります!ぜひぜひご参加のご検討をお願いしますm(__)m
開催されるSQiPシンポジウムで
18日に三菱森さんのD-Caseに関する講演
http://www.juse.jp/sqip/symposium/timetable/day2/
16日に、名大山本さんのD-Caseチュートリアル
http://www.juse.jp/sqip/symposium/detail/tutorial/#tutorial_5
があります!ぜひぜひご参加のご検討をお願いしますm(__)m
2015/07/23
2015/07/06
7月17日午前、千代田区日本教育会館で信頼性・保全性シンポジウムで「IoT時代のシステム保証と規格認証」セッションを開催します!
7月17日9時30分-11時30分、千代田区日本教育会館で信頼性・保全性シンポジウムで「IoT時代のシステム保証と規格認証」セッションを開催します!
2015/06/29
総研大の田中さんの、超小型人工衛星のD-Caseを公開しました!!
- 名前(Name)
- Hodoyoshi D-Case
- 意図(Intent)
- プロジェクトの進行と共にアップデートできるよう、システムから機能、物理状態へとI/Fを分解するようにした。
- 動機(Motivation)
- 達成できている品質を可視化し、ステークホルダー間で議論するため
- 構造(Structure)
- 適用条件(Applicability)
- 使用方法(Implementation)
- まずはシステムとして目標とするゴールを設定する。そして、そのゴールの定義を5W+1Hメソッドを利用し、コンテキストとして付加する。
- そして、上位のゴールの情報をシステムの観点、機能の観点、物理的な観点へと分解を進める。すべてのゴールには制約条件があるはずであり、その制約条件はコンテキストとしてすべてのゴールに付加する。
- それぞれのゴールを保証する項目が生じた場合にはエビデンスを付加する。
- また、それぞれのゴールを運用中にどのようにモニタできるかをモニタに記述する。
- 前例(Known Usage)
- 論文投稿中!
- 例(Example)
- 関連D-Case (Related patterns)
2015/05/25
NTTデータ金子さんのセキュリティケース「CC-Case」を公開しました!
- 名前(Name)
- CC-Case
- 意図(Intent)
- ITセキュリティ評価の国際標準であるコモンクライテリア(CC:Common Criteria. ISO/IEC15408と同義)とアシュアランスケース(ISO/IEC15026)を用い,セキュリティ仕様を顧客と合意の上で決定する手法としてCC-Caseを提案。
- 動機(Motivation)
- セキュアな仕様を作成するため。
- 構造(Structure)
- 適用条件(Applicability)
- CCに基づき、セキュアな仕様を記述する場合。
- 使用方法(Implementation)
- セキュリティコンセプトの定義,対策立案,要約仕様の手順を定めST(セキュリティターゲット)に必要な成果物を作成する.この手順をアシュアランスケースとして定義し,証跡を残す.こうして作成したセキュリティ仕様アシュアランスケースは,CC準拠と顧客と合意による保証の根拠となる.この一連の作業を行う手法がCC-Caseである.
- 前例(Known Usage)
- CC-Case~コモンクライテリア準拠のアシュアランスケースによるセキュリティ要求分析・保証の統合手法,情報処理学会論文誌(ジャーナル)セキュリティ特集号2014(研究会バージョンへのリンク)
- 例(Example)
- 脅威の適用事例, TOEセキュリティ対策方針適用事例
- 関連D-Case (Related patterns)
- CC-Case~コモンクライテリア準拠のアシュアランスケースによるセキュリティ要求分析・保証の統合手法,情報処理学会論文誌(ジャーナル)セキュリティ特集号2014 (研究会バージョンへのリンク)
2015/05/15
D-Case構文定義書を公開しました!
D-Case構文定義書を公開しました!この定義書は、D-Caseの構文定義であるだけでなく、アシュアランスケース、GSNに対する、世界初の(準)形式的な定義です。
D-Case Syntax Definition has been published!! This definition is the world first (semi) formal definition of assurance cases and GSN (sorry only in Japanese :-).
D-Case Syntax Definition has been published!! This definition is the world first (semi) formal definition of assurance cases and GSN (sorry only in Japanese :-).
2015/05/06
第8回 D-Case研究会のお知らせ / 8th D-Case meeting
以下のとおりD-Case研究会を開催いたします。
参加登録は、<お申し込みフォーム>をクリックしてください。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
15:00 D-Caseライブラリ、今後の計画 松野裕(日大) PDF
15:30 ペルソナに基づくD-Caseの記述 高井利憲(奈良先端大) PDF
16:00 休憩
16:10 市民参加型環境センシングにおける信頼の構築 石垣陽(Radiation-watch.orgプロジェクト、電通大) PDF
16:40 議論構築支援ツール「BrainPlots」、コグニティ社の紹介(仮題) 河野理愛(コグニティ株式会社) PDF
17:10 まとめ、ディスカッション
18:00頃 懇親会(御茶ノ水周辺)
参加登録は、<お申し込みフォーム>をクリックしてください。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
- 第8回 D-Case研究会
- 日時 2015年5月22日(金)
- 場所 日本大学駿河台キャンパス 10号館5階 特別会議室
- 環境に対するアシュアランス、新たな思考支援ツール、ベンチャー企業立ち上げの話など、非常に興味深い研究会となりました!次回は多分名古屋でやると思います。これからもよろしくお願いします!
プログラム
14:00 D-Case部会15:00 D-Caseライブラリ、今後の計画 松野裕(日大) PDF
15:30 ペルソナに基づくD-Caseの記述 高井利憲(奈良先端大) PDF
16:00 休憩
16:10 市民参加型環境センシングにおける信頼の構築 石垣陽(Radiation-watch.orgプロジェクト、電通大) PDF
16:40 議論構築支援ツール「BrainPlots」、コグニティ社の紹介(仮題) 河野理愛(コグニティ株式会社) PDF
17:10 まとめ、ディスカッション
18:00頃 懇親会(御茶ノ水周辺)
D-Case Editor 1.0 has been released!
D-Case Editor 1.0をリリースしました!
D-Case Editorは、アシュアランスケース記述支援ツールであり、GSN (Goal Structuring Notation)/D-Caseをサポートしています。今回のバージョンでは以下の改良をしました。
D-Case Editorは、アシュアランスケース記述支援ツールであり、GSN (Goal Structuring Notation)/D-Caseをサポートしています。今回のバージョンでは以下の改良をしました。
- 簡単なEclipse機能を用いたネットワークインストール
- わかりやすいマニュアル
- GSN Community Standardに準拠したパターン、モジュールをサポート
- 既存22のGSNパターンを利用可能
D-Case Editor version 1.0 has been released!
D-Case Editor is an assurance case editor which supports GSN (Goal Structuring Notation) and D-Case. This version features the following updates.
- Easy Network Install using Eclipse functions
- Easy to understand manual (-:
- Pattern and Modul functions complying with GSN Community Standard
- 22 existing GSN Patterns can be used